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2018年9月22日

愛夢の検査結果

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私の大切な末っ子、愛夢(あむ)。再検査の結果が届きました。

残念ながら、FIPは決定的・・・と考えた方が良さそうですあせる

 

 

FIPは不治の病です。

確定診断が難しいため、FIPが治ったと言われている症例はFIPではない、というのが定説だそうです。

仮に本当にFIPを克服した子がいたとしても、近い将来に愛夢にさよならしなければいけない確率の方がはるかに高いのは間違いありません汗汗

 

それでも、FIPが治ったという猫がいる、という情報には勇気をもらえます音譜

教えてくれたジュリーちゃんのママ、ありがとうございます!ラブラブ

 

FIPが日本に初上陸したと言われる45年前。

当時は珍しかったアメリカンショートヘアーの女の子を獣医さんから引取りました。先住の猫に襲いかかり致命的なケガを負わせたので殺処分される、ということでした。

 

かなりパワフルな子でしたが、近所のボス猫との間に5匹の仔猫を産んでくれました。その半年後、一家はFIPを発症しました。

仔猫の中の1匹は無症状でしたが、1匹はドライタイプ、母猫と他の子はウェットタイプでした。

昔のFIPは劇症型で、発症したらあっという間に進行します。ドライタイプのケイレン発作もすさまじく、部屋の隅々に吹っ飛んでしまうほどの激しさでした。

 

大切な子を短期間に次々と失い、高校1年生だった私は深く傷つきました。

獣医さんに「これはFIPというまだ日本に4例しかない病気だから、1年間は他の猫を飼ってはいけないよ。」と言われました。当時は感染力が強い病気と思われていたのです。

 

心から愛していた子たちを失い、猫のいない生活を強いられ、ますます動物への執着心が強くなりました。(もちろん、猫以外の動物は相当数育てていましたが・・・)

 

こんな想いを誰にもさせたくない!!と強く思いました。

そんな時に「女性でも獣医師になれる」と知ったのです(昔の人間なのでスミマセンあせる

絶対に獣医師になる!と誓いましたが、その話は別の機会に・・・。

 

その時から長い時間が経ちましたが、ウィルスはカタチを変えて存在し続けています。

そしてまた、愛する我が子を苦しめています。悲しくてたまりません。

 

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